森歯科医院ブログ

2015年10月23日 金曜日

歯の再石灰化

最近、CM等でも「歯の再石灰化」という言葉を耳にするようになりました
食事や間食をするとお口の中の細菌が酸を作って、歯の表面を溶かします
これが極端に進むとむし歯になるわけですが、通常は唾液が酸性に傾いたお口の状態を中和し、歯の表面の溶解を止めていきます
中性に戻るまでは40~50分かかると言われています
その後、唾液に含まれるカルシウムやリンが溶解した歯の表面を修復します
この作用を再石灰化といいます
一日の生活の中でお口の中では歯の溶解と修復が繰り返されているわけです
不規則に食事や間食をする習慣のある方は、十分な再石灰化が行われず、歯の溶解が進みむし歯になりやすくなります
特に寝る前の飲食には十分に注意してください
寝ている間は唾液の量が極端に減少し、むし歯や歯周病が進行しやすいのです

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