森歯科医院ブログ

2016年10月21日 金曜日

噛み合わせと体幹

先日、部分入れ歯を装着した患者さんが調整にいらっしゃいました
この患者さんは水泳をされるのですが、入れ歯が入ってから泳ぎやすくなったとおっしゃっていました
他にも歯の治療後に歩きやすくなったとか、つまずかなくなったという声もよく耳にします
歯を失ったり、むし歯で噛み合わせが不安定になると顎の位置が不安定になります
下顎骨は緻密で重い骨なので、この位置が微妙にずれただけで、体幹が正常に保てなくなり、体の動きに支障が生じてしまいます
食べるのに問題がないからと歯の治療を先延ばしにしていると、思わないところで全身に影響が出ているかもしれません
歯は物を噛むという役割だけではなく、全身のバランスにも寄与していることを認識していただきたいと思います

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2016年9月28日 水曜日

オーラルフレイル

フレイル(虚弱)・サルコペニア(筋肉減少症)・ロコモティブシンドローム(運動器障害)、最近これらの言葉をよく耳にするようになりました
いずれも超高齢化社会における寝たきりや介護につながるものです
そして新たにオーラルフレイル(お口の虚弱)という言葉が注目されています
要介護になるまでにはプロセスがあって、まずは心のフレイルすなわち意欲低下により社会や人とのつながりが低下します
この段階でお口の中では歯周病やむし歯で歯を失っていきます
次に栄養面のフレイル、これがオーラルフレイルであり、噛めないことで食べられる食品が少なくなり食欲が低下し、栄養が不良になります
さらに進むと身体面のフレイル、サルコペニアやロコモティブシンドロームの段階となり、栄養低下や代謝の低下が顕著になっていきます
最終的には重度フレイルすなわち要介護や寝たきりの状態になってしまうのです
それを避けるためには、なるべく早い段階でフレイルを認識し、生活を変えていくことが重要です
我々歯科医もお口の機能を維持し、オーラルフレイルを防ぐ手助けができます
健康寿命を延ばすためにも歯医者さんを有効活用してください

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2016年9月 2日 金曜日

クラックトゥース

最近クラックトゥースの治療をするケースが増えています
クラックトゥースとは一見何でもない歯なのですが、拡大鏡等で精査すると、ひびが入っている歯のことです
むし歯のように穴があいていたり、黒くなっていたりしないのに噛むと痛いとか、冷たいものや甘いものがしみるといった症状があります
原因としては長年使用したことによる疲労もありますが、くいしばりや歯ぎしりといった異常な噛み合わせの力によるものが多い気がします
現代のストレス社会が必要以上に歯に負担をかけているのではないでしょうか
軽度のものであれば、ひびの周囲を削合して詰め物をすれば改善しますが、放置しておくと歯の神経が炎症を起こしてしまったり、歯の根が割れてしまう場合もあります
食事のときに違和感を感じたら、見た目が問題なくても早めに歯医者さんに相談されることをお勧めします

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2016年8月10日 水曜日

残暑見舞い

酷暑という言葉がぴったりな暑い日が続いていますね
いらっしゃる患者さんは皆汗だくで、しばらく待合室で涼んでいただいてからでないと治療に入れない状況です
ニュースでは熱中症に注意し、水分と塩分を補給するよう連日伝えています
この時期、脱水ぎみで唾液の分泌量が減りやすくなります
すると、お口の中に細菌が繁殖して、さまざまな悪さをします
有名なのはカンジダ菌ですね
カンジダ菌はお口の中に普通にいる常在菌と呼ばれるものですが、通常は悪さをしません
唾液が減って、お口の粘膜の抵抗力が落ちると粘膜の中に入ってきて、白い膜や赤い斑点を形成して違和感や痛みを感じます
特に、子供や高齢者は要注意です
喉が渇く前のこまめな水分補給を忘れずに

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2016年7月29日 金曜日

歯間ブラシを活用しましょう

歯の表面で歯垢が付きやすい場所は3か所あります
歯の根元、歯と歯の間、奥歯の噛む面の溝です
これらはむし歯のできやすい場所でもあります
このうちの歯と歯の間の歯の根元という一番ハブラシの届きづらい場所をフォローしてくれるのが歯間ブラシです
ハブラシに加えて歯間ブラシを使用する習慣をつけることで、むし歯や歯周病の予防は飛躍的にアップします
何事もひと手間かけることで得られる効果は大きいものです
ぜひ歯間ブラシを活用してみてください
歯間ブラシ用の液体ハミガキも市販されていますよ

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