森歯科医院ブログ

2015年5月27日 水曜日

睡眠時無呼吸症候群

睡眠時の10秒以上の呼吸停止が1時間に5回以上あり、日中強い眠気を常態的に感じる場合には睡眠時無呼吸症候群かもしれません
多くは肥満により大きくなった舌が、横になった時に後退して沈み込むことにより気道がふさがれてしまうのが原因です
そこで、寝るときに特殊なマウスピース(スリープスプリントと呼ばれています)を入れることで顎を前に引き上げ、顎と結びついている舌も後ろにいかないようにして呼吸停止を防ぐ方法があります
このスリープスプリントは、歯医者さんで製作することができます
ただし、睡眠時無呼吸症候群の診断は歯医者さんではできないので、病院のいびき外来や無呼吸外来といったところで診断を受け、スリープスプリントが有効であると判定されたら紹介状を書いてもらってください
その紹介状を持って歯医者さんに来ていただければ、保険治療でスリープスプリントを入れることができます
治療の基本は体重の減量ですが、スリープスプリントの使用も有効な手段のひとつです


投稿者 森歯科医院

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